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ヒヒイロカネ編第3話

ボクとシエルが起動して、三ヶ月。

ボクはすっかり神姫バトルに魅せられていた。

勝とうが負けようが、お互いに全力をぶつけ合い、闘うのが只だ楽しかった。

そんな感じで、ますたーとシエルと3人で神姫センターに行っては片っ端からバトルを申し込んでたら、
あっという間にAランク目前にまで公式戦ランクが上がってた。

けれどある日、トレーニング室で事故が起こった。

シエルが高台の上で白子砲の狙撃訓練をしている最中、突然高台が崩れて最大出力の砲撃が、ボクに直撃。

アーマーを付けていなかったから、普通は全壊…でも、ボクは無傷だった。

エネルギーは空っぽになったけど。

さすがに、良かったね!で済む話じゃないから徹底的に調べた結果、わかったのは

CSCが原因であること。(なぜ発現するかは不明)

この力が発現している間は絶対的な強度・硬度を得られること。

エネルギーを消費すればするほど、硬度・強度が上がる。(この時出現する炎のような現象は消費されたエネルギーが変換されて発せられている物と思われる)


意識すれば素体ならば自在に力の範囲を設定できること。

ますたーが名前がなければ不便だということで、発せられる光の色とその力から、伝説上の鉱物の名を取って「ヒヒイロカネ」って名付けた。

「・・・んにゅ・・・」




窓からの日差しが眩しい。

マウ「夢か…あの時の、初めてヒヒイロカネを使った時のことを見るなんて…なんでだろ?」

ぼーっとした思考であたりを見回す

そこかしこに転がってるヂェリカン

テーブルの上で突っ伏して寝ている「ますたー」

そして



シエル「zzz…」(クレイドルの上です)

思い出した…

ランクAに上がったお祝いして、それでみんな飲みつぶれたんだ。(ますたーは飲めないから、寝落ちたんだろうけど)

時刻は…朝の7時か…

シエルをクレイドルに寝かせて、トレーニング室に入る。

マウ「今日は・・・5センチ・・・かな?」

マウはそう言うと棚からプラ板を取り出し、トレーニング台に取り付ける。

通常の素体で厚さ5センチのプラ板を殴れば拳の方が潰れるだろう。

意識を集中する・・・内部フレーム…ビス…コード…ギア…そこを流れる電気…自分の身体を構成する一つ一つの物を「認識」する…CSCから湧き上がる「力」を電気に乗せて左拳に集中させる…拳から淡い緋色の光が発せられた。

正拳突きの要領でプラ板を突く。

5センチ厚のプラ板は見事に砕けた。

マウ「うん、調子はまぁまぁ…だね」

この力が公になれば、よくて公式戦にでられない、最悪イリーガル認定される恐れもある。

これに対してますたーの返事ははこうだ。

だったら公式戦で使わないように「完全に能力をコントロールできればいい」と。

突発的な状況でも、力を使わずに切り抜けられるように心を常に冷静に保つこと。

頭の先からつま先まで自在に力を発現させられるようにすること。

この二つが出来るようになるまで公式戦はお預けで、ひたすらシエルと
特訓(その間にシエルはAに上がったけど…)して三ヶ月でなんとか自在にコントロール出来るようになったけど…


マウ「もっともっと、強くならなくちゃ…ね!」



確か今日はAランク昇格のお祝いで神姫センターで買い物するんだっけ…

もう少し時間があるから、クレイドルで休んでおこう


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コメント

アカサカ

No title
お早う御座います。

ヒヒイロカネ編、ますます盛り上がって来ましたね。
挿絵(?)も文章とさらにリンクしている、と感じました。

ヂェリカンって飲み過ぎるとやっぱり酔うんでしょうか……。そう言えばマンガ版でもイーダがシュメッターリングのヂェリカンで(酔ったがごとく)暴走した事がありましたっけ。

瓦割りならぬプラ板割りが、神姫らしいと思いました。

ではでは。

緑猫

No title
> アカサカさん
そういえば、アニメでも酔っぱらってるシーンがありましたね(^_^;)
瓦とかよりプラ板の方が壊れにくい物を壊す感じがでれるかなとおもいまして(*・ω・)ノ
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