FC2ブログ

ヒヒイロカネ編17話


ルーファ「そしてレジスタンスのアカネとアイラの協力の元、対策を練ることになり、それぞれの持っている技術やデータを交換した。」

アカネ達の持っているデータをみて私達研究員から喝采が起こった。
このデータがあれば、マスターや私が研究している「加工されたヒヒイロカネを元に戻す方法」も進みそうだった。

だが、遺跡そのものがサタナキア達に占拠されていては研究どころではない。
アカネ達によると、同じ世界にある遺跡の門はそれぞれが繋がっており、急がないと他の遺跡まで奪われるとのことだった。
その話を聞いて、マスターがこの研究所の門も繋がるのではないかと疑問を投げ掛けたが、アカネ達は、ここの門は遺跡から移したために遺跡とのリンクが切れているから恐らく大丈夫とのことだった。

するとソマリ姉さんが、それなら他の遺跡の門も研究所に移すとまでは行かなくても遺跡から出せばいいのではないか?と言い出した。

私達はすぐに上層部に連絡、すると直ぐに門を移動させるために軍が動いた。

だがアカネ達によると、時間稼ぎにしかならないと言う。
門が使えなくなっても実力行使で遺跡を奪いに行くはずだと。

私は疑問に思った。なぜそんなにもサタナキア達は遺跡に拘るのかと。

アカネは答えた。

サタナキアは異常なほど「強さ」に執着しており、より強くなるために何かを創り出そうとしている。そして、その原料であるヒヒイロカネを求めて各世界に進行した。
しかし、どの世界でもヒヒイロカネは貴重なものであっても極微量だったり、存在しない場合もあったらしい。
そこで、各世界の遺跡を研究し他のマテリアルや既に加工されたヒヒイロカネを元の状態…つまり純粋なヒヒイロカネに戻す技術を欲していると。

その話を聞き、マスター達研究員はパソコンに向かい、何か作業を始めた。

急に動き出したマスターたちにアカネ達は呆気にとられ、どういうことか私に聞いてきたが、私にも解らなかった、この研究所も加工されたヒヒイロカネを元の状態に戻す方法を研究しているとアカネ達に伝えると、マスター達が何をしているのか
察しが付いた。

ヒヒイロカネを加工前に戻す方法を欲しているならこの研究所が狙われる。

マスター達は恐らく、データのロックやセキュリティーを強化し、ヒヒイロカネの研究をしていると言う事実をなるべく漏れないようにしようとしているのだろう。

マスター達の作業が終わるのと同時にアカネが見て欲しいものがあると
あるデータを開いた。

それは「楽園」の神姫が使う遠隔操作用神姫素体の通信を妨害する装置の開発データだった。

アカネ達レジスタンスが向こうで開発を進めていた物だが、データだけで実物を開発する技術がレジスタンス側にはなく、計画は頓挫していた物らしい。

アカネ達の話によれば、サタナキアは侵略する世界にはまず自らと楽園内の神姫で進行するらしい。
ならば、素体の遠隔操作を妨害できればまともに動けるのはサタナキアだけになり、こちらがかなり有利になるはず…とのことだった。

材料は此方にあるマテリアルなどでなんとか作れるので、私達は早速開発に取り掛かった。

するとソマリ姉さんが、自分だけする事がなく手持ち蓋さだから「楽園」の遠隔操作素体が装備している武装が使えないか?とアカネ達に提案した。

アカネが言うには、マテリアルを使った武装は扱いが難しい上に相手が熟練者となると、勝ち目がないので、普段使い慣れている武装の方がいいと言ったのだが、ソマリ姉さんは頑として譲らず結局アイラと特訓することになった。




スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

緑猫_1

FC2ブログへようこそ!

プロフィール

緑猫_1

Author:緑猫_1
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR