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ヒヒイロカネ編24話






隊員「監視部隊との通信、繋がり…ません…」

ルーファ「今のは…」

隊長「あんな攻撃…防ぎようがないぞ」

ソマリ「アカネ達は、あの神姫のこと知ってるみたいだけど…」

アイラ「あいつの名前はカグラ、サタナキアが現れる以前から私たちの世界で最重要イリーガル指定されていた神姫よ。」

アカネ「隊長、このまま遺跡に向かってくれ」

隊長「…何か策が、あるんだな。」

















リティア「相変わらずえげつないな…っておい!あれじゃあ瓦礫が散乱して余計に作業しにくいじゃねぇか!」

クーフィ「重機やドローンなら用意してある、安心しろ」

リティア「だったら早く始めようぜ」
 
そこへティーセット一式を持って一体の神姫が現れた。 

ミーチェ「もう少し待て、今火を消したらカグラの機嫌が悪くなる。
そうなれば私達もただでは済まんぞ。」

クーフィ「やれやれ、では火が治まり次第作業を開始出来るよう準備しておこう。」


リティア「へいへーい」

イリーガルA「レーダーに反応、此方に向かって来る物体あり!」









カグラ「…ううーん…やっぱり弱い子達じゃあイけないわね……あれは…?」

カグラは目を閉じ、展開したウサ耳センサーに意識を集中した。

数キロ先から大型の車両がかなりのスピードで此方に向かって来る。

そしてその屋根の上には、彼女がよく知る神姫がいた。
幾度となく命の遣り取りをした神姫が。

カグラ「…やっぱり、あなたもこの世界に来てたのね!」








猛御火雷(タケミカズチ)それが彼女の、カグラの持つ弓の名だ。
「風」と「火」のマテリアルが使われている。

その力は、自身と目標までの間に風のマテリアルの力で酸素濃度を操作し高濃度の酸素の「導火線」を作り目標の周り、場合によっては目標その物の酸素濃度も極めて高くしておく。

そして火のマテリアルで、着火する。

すると、まるで稲妻のような軌跡を残し目標は燃える。

恐るべきはこの一連の動作を一瞬で行える彼女の集中力。

そして、無色透明の導火線を感知する方法はない。

アカネ「酸素の導火線に対抗する手段は只一つ…」

アカネは両手に持っている二振りの短槍を強く握り締めた。

アカネ「同じ属性の武器で彼女のコントロールを乱す!」

…後は互いの精神力の勝負!!

カグラ「真っ直ぐ突っ込んで来る気ね…ふふ…!」

カグラは満面の笑みを浮かべながら、猛御火雷を引き絞った。

カグラ「狙いは、真ん中…!」

唸りを上げて走る大型装甲指揮車に向かって、赤い閃光が放たれる。

しかし、赤い閃光は指揮車に届く前に爆発した。

カグラ「流石ね…でもまだまだいくわよ!」

次々と幾つもの閃光が放たれるがそれらも全て装甲指揮車に辿り着く前に爆発した。

カグラに取ってこれは解りきった結果だった。

酸素の導火線に干渉し、導火線を薄められる。

私の攻撃は決定打にならず、彼女も防戦一方で互いに精神力が尽きるまで、膠着状態…こんな遣り取りを今まで何度も繰り返してきた。



カグラ「お仕事はしないとね…」

彼女の仕事は、リバル遺跡の周りの監視部隊の殲滅と、遺跡に入ろうとしてくる者の排除。

カグラは酸素の導火線を装甲指揮車の通るルートの少し前の地面に構築した。

これで地面は吹き飛び、車両は横転

…するはずだった。

カグラ「地面へ酸素の導火線が構築できない…!?
なる程、車両のルート上の空間は既に彼女にコントロールされてるか…一本とられたわね。…ミーチェ?ああ、ごめんなさい。あの車両は止めれそうにないわ、そっちで対応をお願い。」


ブレーキを掛けながら遺跡の入り口に入っていく装甲指揮車を横目に見ながらカグラは報告した。



次回に続きます。


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コメント

アカサカ

No title
酸素を利用した無色透明の導火線ですか。
斬新な技(武器?)だと思いました。

普通だと防ぎようが無いですが、やはりライバルには手の内は分かっているんですね。

新キャラのミーチェさんも気になります。
ティーセットを持ってくる辺り、物腰は優雅そうではありますが……。

ではでは。

緑猫

No title
> アカサカさん
ただビーム出るだけじゃあつまらないかな?と思い考えました(・ω・)
さて、ミーチェの出番ですか(えー)
ぼちぼち書いていきますんで、お待ちください(^_^;)
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