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ヒヒイロカネ編33話




こんっばんっわぁぁぁー!緑猫でぃす!(妙なテンション)
いや…長かったルーファの回想も!結構いろいろ短くしましたが、今回で終わりです!

てなわけで行ってみましょう33話です!





ルーファ「…っつ…!マスター…?!」

車が横転した時、とっさに副腕を実体化させてマスターを庇ったが、副腕から血がしたたり落ちていた。

ソマリ「マスター怪我してるの?!…ルーファは動かないで、私が先に外に」

突然甲高い音がし、車の屋根が取り外された。

隊員A「大丈夫か?!」

ソマリ「…対イリーガル部隊?!」

ルーファ「マスターが怪我を…」

隊員C「分かった、今出すぞ」

隊員B「要救護者一名!搬送の準備を」


ルーファ達を救助する傍ら、対イリーガル部隊はサタナキア、ユピティスと交戦していた。

以前の戦闘経験から、対イリーガル部隊はより「面制圧」に重点を置いた重火器と「特殊装備」を装備していた。

しかし、それでも有効打を与えられず、サタナキア達の動きを制限するに止まっていた。


ユピティス「…特殊硬化ムースに放電ネット、向こうもそれなりに対策を講じてきたというわけか…」


ユピティス「ふん、どこの部隊も考えることは同じだな。この程度でどうにかなると思っているのか…?」

ユピティス「彼らの相手は私がしよう。君は彼女達を追うといい。」

サタナキア「…ああ。「転移」で強襲する…!」

ユピティス「…!…あまり無理はするなよ。」








ソマリ「隊長さんじゃない!どうしてここに?」

隊長「遺跡文明研究所から連絡があったんだ。
君達のマスターは緊急搬送した。重傷ではあるが一命は取り留めるはずだ。2人はこのまま遺跡に入って…」

隊員D「隊長っ!サタナキアが消えましたっ?!」

隊員の一人が叫ぶのと同時に、対イリーガル部隊の隊長が肩口から切り裂かれた。

隊長が崩れ落ちるように倒れると、その後にはサタナキアが立っていた。

サタナキアの姿を見た瞬間、ソマリ姉さんと私はサタナキアに斬りかかっていた。

サタナキアはソマリ姉さんの迫氷を緋色の剣で受け、私の副腕をビームチャクラムで切り裂いた。

初撃を外した私達は後ずさり、距離をとる。

サタナキア「貴様ら…そのCSCをどうするつもりだ。」


こうして対峙しているだけで、動きが封じられるような凄まじい威圧感を感じた。

ソマリ姉さんが『腕輪』を私の手首に填めた。

ソマリ「計画変更よ…ここは任せてルーファは遺跡の中に!」

ルーファ「でもっ!」

ソマリ「早く!」

ルーファ「…死なないで…姉さん…!」

私は踵を返し大広間に向かって走った。

サタナキア「ストラーフが持っているな!」

ソマリ「行かせないよ!」

サタナキアの前にソマリが立ちはだかる。

サタナキア「…っ!?」
(さっきといい今といい、リフィア達と戦った時より遙かに強くなっている…それにこの動きは……そういうことか)
サタナキア「なる程…だが所詮は「楽園」の試作品、私には勝てん!」






~~大広間~~


大広間に辿り着いた私は、遺跡に新しく増設された隔壁を作動させた。

サタナキアが空間移動…ワープが出来るなら無意味だろうが、連続使用はできないと考えていいだろう。

ルーファ「だけど…どうする…」
研究所の時と、さっきの…隊長を斬った時のことを考えればサタナキアが単独で空間移動出来るのは確実…だとすれば、サタナキアの世界のレジスタンスにこの『ヒヒイロカネCSC』を渡しても…残る方法は、やはりタイムマシーンを使って『過去』にこのCSCを送った上で、サタナキアにはCSCをほかの世界に渡したと思わせるしかない。しかし、それは確実に、過去に影響を与え今を変えてしまうだろう。

だがサタナキアの手にヒヒイロカネのCSCが渡れば今以上の力を手に入れてしまう。

ルーファ「…!?」

大きな音がして、ルーファは少しふらついた。

サタナキアが隔壁を壊している…!

ルーファは意を決すると、コンソールを操作した。

…未来から送る証明のために、いくつかのデータを入れていると、腕輪が目に留まった。

アカネはこの腕輪を想いを受け継ぐ為の物といった。それならばと、ルーファは自分の腕輪とソマリの腕輪をコンピューターに接続、自分とソマリ2人の戦闘データをCSCに組み込んだ。

ルーファ「よし、これで後はタイムマシーンを起動させれば…」

このタイムマシーンは大広間内の指定した位置にある物質を過去に送ることが出来る。
実験用の固定台にCSCをセットし、タイムマシーンを起動した。

ルーファ「よし、上手く行ってくれよ…!」

システム音声「各部チェック開始します…」

最後の隔壁がまるでコンパスで書いたかのような綺麗な円型に切り裂かれた。

土煙の中から姿を表したのはかなりの速度で飛んでくるサタナキアのアーマーだった。
ルーファは間一髪避けたが、アーマーはコンピューターに激突してしまう。

ルーファ「しまったっ!」

サタナキア「逃がさんぞ、そのCSCは私の物だ…!」

大広間にアラームが鳴り響く

システム音声「システムチェック後、時空転送を開始します。危険を伴うので、各員所定の場所に待避してください繰り返します…」

サタナキア「!何だと…貴様まさか、タイムマシーンを」

ルーファ「…よし!…サタナキア、これ以上貴様の好きにはさせない!」

サタナキア「チィィッ!」

サタナキアは固定台にセットされているCSCめがけて突進する。

ルーファ「させるかっ!」

ルーファは武装を展開し、サタナキアと台の間に割って入った。

さっきは気付かなかったが、よく見るとサタナキアは片方の腕がなかった。

姉さん達との戦闘で負った傷だろう…これなら自分でも何とかなるかもしれない。

サタナキア「邪魔だ!退けぇ!」

コンピューターに激突したアーマーが再び動き出しルーファを目掛けて飛んできた。

ルーファ「ぐぅぅっ!」

片方の副腕で受け止めるも、激突の勢いは消せず、弾き飛ばされてしまう。

そしてそのまま、アーマー内に設置されているビームチャクラムが射出され、ルーファの身体を切り裂いた。

その隙にサタナキアは台にセットされたCSCを手にした。

サタナキア「マスター…姉さん…これで…これで遂に、私はクリアマインドの境地に…!」

先程とは違うアラームが大広間に鳴り響く。

システム音声「警告します。機器の故障により、時空間に座標の特定に失敗。対象物の特定をロスト。大広間内のもの全てを、時空間座標を特定せず、過去に送ります。システムの故障により、中止は不可。繰り返します。…」

サタナキア「時間がないな…少し無茶だが『転移』で脱出するか…」

サタナキアの周囲の空間が歪んでいく。

次の瞬間、サタナキアの手首が宙をまった。

サタナキア「?!っな…!」

ルーファが投げたナイフによってサタナキアの手首は切断されたのだ。

ルーファは待っていた。

片腕しかないサタナキアが全てを切り裂く緋色の剣を収めて、ヒヒイロカネのCSCを手にするのを。

ルーファ「言ったはずだ…貴様の好きにはさせないと!」


突如として、高電圧が大広間を覆い尽くした。

サタナキア「貴様ァァァ…!」


システム音声「3…2…1…転送開始します」

















そこで私の意識は途切れた。




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