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ヒヒイロカネ編56話




チャチャ「うえーっ…ちょっと休憩なのだー(゚Д゚;)」

リティア「っだー!休憩だ、休憩!やってられっか!」

チャチャとリティアがトレーニングルームをでると目の前のテラスでマウとミーチェがお茶を飲んでいた。

ミーチェ「あら二人も休憩?それじゃあ二人の分もお茶を用意するわね。」

ミーチェがそう言うと、キッチンにあるティーカップやポットが独りでに宙に浮き、ガスのスイッチが独りでに付き、湯を沸かす。どうみてもホラーな光景だがよくよく見ると、金色に光る極細の糸がキッチン中に張り巡らされており、その糸がティーカップを動かしている。

リティア「で…マウはともかく、ミーチェはどれくらいまで出来る様になったんだ?」

ミーチェ「私?私ならもう出来る様になったわよ。」

リティア「なにぃっ?!」

ミーチェ「糸だけ、だけどね。」

ミーチェがそう言うのと同時にテーブルの上にお茶菓子とローズマリーの注がれたティーカップが現れた。

チャチャ「おおー!なのだ!」

リティア「全く見えなかったぞ…って糸だけかよ!」

ミーチェ「だって『不動のミーチェ』が光速で動き回るなんてジョーク、あんまり面白くないじゃない?」

チャチャ「そーいう問題なのだ?(・_・;)」

マウ「ミーチェが光速化出来たから、ボクと手合わせしてたん…だ。」

ミーチェ「まぁ二人も「意識の枷」を外せればいいんだから何とかなるわよ。」



チャチャ「論理的にはそうなのだ…けど、そう簡単に出来れば苦労はしないのだ(;´Д`)」

ミーチェ「チャチャの場合は難しく考えすぎてるんじゃないかしら?」

チャチャ「うー…うん?…糸…だけ…糸…!ミーチェ、ちょっと耳を貸すのだ!」

ミーチェ「何かしら?」

チャチャ「ゴニョゴニョ…」

ミーチェ「…なるほど、それはやってみる価値はありそうね。」

チャチャ「リティア、ちょっと協力してもらうのだ!」

リティア「な、何だよ?」

マウ「?」


~トレーニングルーム~

リティアはモビルをトレース出来る様などこかで見たことの在る格好になっていた。

リティア「…なんだこのだっせぇのは…」

チャチャの周りには様々なコンソールが開いており、棒グラフや円グラフ、心電図のようなものが映っていた。リティアの着ているスーツと関係のあるものだというのはすぐに見て取れた。

チャチャ「それじゃあミーチェ、よろしく頼むのだ!」

ミーチェ「はいはい、それじゃあいくわよ。」

リティア「だから何をっ…」

リティアが喋っている最中その姿が消えた。

マウ「?!…これって…!」

マウは意識を集中し、「光速の世界」入った。

リティア「おわぁぁぁぁぁぁっ!」

そこには全身を小麦色の糸に操られ宙に振り回されているリティアの姿があった。

ミーチェ「っ…ふう。」

リティア「あだっ?!」

振り回されていたリティアが地面に着地する。

チャチャ「おうっ!?急に降ってきたからびっくりしたのだ!」

チャチャがコンソールを見て目を輝かせる。

チャチャ「これはいいデータがとれたのだー!すごいのだぁ!」

リティア「いきなりなにしやがる!」

ミーチェ「「光速の世界」はどうだった?」

リティア「は?何のことだよ」

マウ「ミーチェの糸で無理やり光速まで加速させるなんて随分無茶をする…ね。」

リティア「光速って…今のがか?」


チャチャ「ふふふ、これを繰り返して「光速」に体を慣れさせれば意識もし易くなるって寸法なのだ!」

マウ「なるほ…ど。」

リティア「へっ、そーいうことならどんどんやってくれミーチェ!」

ミーチェ「はいはい。」

リティア「あぁぁぁぁぁぁぁ…」

マウ「…それじゃボクはもうちょっと光速化のトレーニングして来るね?」

チャチャ「わかったのだ~。」


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コメント

アカサカ

No title
こんにちは。

マウさんと「楽園」の神姫達、めっちゃ馴染んでますね(笑)。
ルーファさんが見たらすっごい渋い顔しそう……。(^_^;)

『過去編』でもありますし、今後、彼女達がどうなっていくか、楽しみにしています(本編で『再登場』……とか)。

ではでは。

緑猫

No title
> アカサカさん
例外もありますが、楽園に居るのは基本的に「戦いでしか分かり合えない」的なノリの人達が多いのでマウさんとは気が合うようですw
確かにルーファがこの光景を見たら
苦い顔をするでしょうね…(;´Д`)

楽園にいる皆がどうなるのか…死んだりとかはしないのでご安心下さい(゚∀゚)

本編への登場は…緑猫世界、そしてマウさんの物語としての集大成である最終章にほんのちょっと出番がある予定です。…まぁ、そこに行くまで後どれくらいかかるのはかはわかりませんが(゚ω゚)
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